Yarakuzen
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2024 年 6月 14 日

Claudeとは?最新版3.5 Sonnetの使い方や料金を詳しく解説

claude 使い方 料金

AI技術の進化により、業務効率をアップさせるツールが登場しています。その中でも注目を集めているのが、Anthropic社が開発した「Claude」です。Claudeは自然な日本語で文章を生成する能力や大量の文字数を処理する能力に優れており、複数の資料を同時に読み込むことも可能です。

本記事では、Claude AIの基本的な使い方や特徴、具体的な活用事例について詳しく解説していきます。

 

【目次】

 

 

Claude(クロード)とは

Claude(クロード)とは、AIスタートアップ企業のAnthropic社が開発したチャット型生成AIツールです。自然な会話能力が評価されており、公開当初は利用地域が米国と英国に限定されていましたが、2023年からは日本でも利用可能になりました。基本的には誰でも無料で使える生成AIツールとして公開されています。

 

Claudeを開発したAnthropic(アンスロピック)とは

Claudeを開発したAnthropic社は、ChatGPTを開発したOpenAIの元社員が設立したスタートアップ企業です。Googleから出資を受けているほか、2023年9月末にはAmazonから40億ドルもの投資を受けることが発表され、大きな話題となりました。

 

Anthropicは特にAIの安全性と倫理性を重視した研究に力を入れています。AI技術の進化が社会にもたらす影響を深く理解し、安全な活用を通して社会に貢献することを目指している企業です。誤った情報を生成してしまう「ハルシネーション」や、AIの誤用を防ぐことに重点を置いて日々研究が進められています。

 

【2024年7月最新】Claude 3.5 Sonnetとは

Claude 3.5 Sonnet(ソネット)は、2024年6月に発表された最新のAIモデルで、Claude3シリーズの真ん中のモデル「Sonnet」のバージョンアップ版です。


引用:Introducing Claude 3.5 Sonnet \ Anthropic

 

最上位モデルである「Claude 3 Opus」の2倍の速度と5分の1のコストを実現し、主要なベンチマーク評価において競合モデルを上回っています。


引用:Introducing Claude 3.5 Sonnet \ Anthropic

 

Claude 3.5 Sonnetの料金

Claude 3.5シリーズでは「Claude 3.5 Sonnet」のみが発表されており、WebおよびClaude iOSアプリ共に、無料で利用できます。他にはない斬新な機能と高い安全性を備えたAIを提供することで、AI技術の進歩と安全な利用に貢献することが期待されています。

 

Artifacts機能(アーティファクト機能)

https://youtu.be/rHqk0ZGb6qo

Claude 3.5 Sonnetの最も注目される新機能の一つが「Artifacts(アーティファクト)」です。

Claude 3.5 Sonnetに新たに搭載されたArtifacts(アーティファクト)は、AIとのチャットの会話中に横の画面で作成したコンテンツをリアルタイムで作成し、すぐに表示・編集できる新機能です。生成されたコンテンツは、チャットのウィンドウとは別の専用ウィンドウに即時に表示されるため、直感的に内容を確認し、必要に応じて修正を加えることができます。

 

Artifactsは変更履歴が残っているので、必要に応じて以前のバージョンに戻したり、修正することも可能です。法人向けのTeamプランでは、チームメンバー間でArtifactsを共有し、アイデアの交換や共同作業を効率化できる機能も実装されています。

Artifactsは、Claude 3.5 Sonnetを会話型のAIから、頼れるビジネスパートナーへと進化させる大きな可能性を秘めています。

 

Projects機能 (プロジェクト機能)

もう一つの新機能、Projects(プロジェクト)機能は、いわゆる自分専用の「チャットボット」を作成できる機能です。具体的には、「特定のテーマや目的に関連するナレッジ(学習させたい資料)、チャットの履歴、カスタム指示」の3つをプロジェクトごとに統合・管理できます。

 

以下に主な特徴と詳細をまとめました。

特徴

詳細

利用可能なプラン

Pro/Team(有料)

コンテキスト容量

1プロジェクトあたり最大200,000トークン(約500ページ分の本に相当)

対応ファイル

ドキュメント、コード、各種ファイル(CSV,PDFなど)

ナレッジ構築

社内文書、レポート、プログラムのコードなどをアップロード可能

コンテキスト保持

プロジェクト内の情報を自動的に参照してチャットを継続することが可能

カスタム指示

回答形式の指定や、文体のニュアンスなどを設定可能

チーム共有

内容をチームメイトと共有可能(Teamプランのみ)

 

ChatGPTをよく使用している方は、GPTsと近いものをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。ただし、ClaudeではExcelやGoogleスプレッドシートを直接読み込むことは出来ないため、レポートは数値をCSVに変換するか、コピペで直接チャットに貼り付ける必要があります。

 

また、Projects機能を使用する際は、セキュリティについても注意が必要です。Claudeの開発元であるAnthropicは、ユーザーの入力したプロンプトと会話データの取り扱いについて、ユーザーの明示的な同意なしにプロジェクト内の会話やデータをモデルのトレーニングに使用しないという方針を定めています。

参照元:Collaborate with Claude on Projects \ Anthropic

 

この方針は、Anthropicがユーザーのプライバシーとデータ保護を重視していることを示しておりProjects機能を使用する際の信頼性を高める重要な要素となっています。

ただし、上記情報については内容が変更することもありますので、詳細については必ず公式サイトや利用規約を確認してください。Projects機能については、今後のアップデートにも期待したいです。

 

 

Claude 3.5 SonnetとArtifactsの活用例6選

それでは、Claude 3.5のArtifacts機能を活用した例を6つ解説していきます。

 

メールの文章生成

AI メール作成
引用:Claude| Anthropic

文章生成は引き続き可能です。特にClaudeの強みは日本語の自然な生成能力です。Artifactsが導入されたことで、メールの下書きも右側の画面を見ながら確認・修正出来るのがとても便利です。

 

資料をマインドマップで可視化

資料作成 AI
引用:Claude| Anthropic

ClaudeにPDFやWordファイルを読み込ませて、それを視覚的にわかりやすくマインドマップ形式でまとめることが出来ます。今回は論文の内容を要約し、理解を深めるためにマインドマップを作って、と指示しました。

マインドマップとテキストの要約が同じ画面で見れるので、とてもわかりやすくなっています。

 

業務フローをシーケンス図で可視化


引用:Claude| Anthropic

商品開発やトラブルシューティングなどのフローを、タスク間の相互作用を時系列に沿って視覚的に表現するシーケンス図で表現することが出来ます。

今回は「ユーザーからのクレームが来た時の業務フローをシーケンス図にまとめて」と指示しました。フローを可視化することで、各担当のフローの関係性がわかりやすくなります。

 

スライド作成

claude スライド作成
引用:Claude| Anthropic

Claudeでは、テーマを与えるだけでスライドも作成できます。

パワーポイントのように、ユーザーがページを移動する仕様で出力されるので、スライドのアイディアを考える時に便利な機能です。今回は「AIの歴史に関するスライドを作ってください」と指示を出しました。

 

スライドの内容を具体的に伝えたり、色やフォントを指定することでさらに作り込まれたスライドも生成されますが、追加しすぎるとエラーが出ることもあります。また、現時点ではパワーポイントの形式ではダウンロードが出来ないため、あくまで下書き用の機能になりそうです。この点は今後のアップデートに期待したいところです。

 

アプリやゲームの開発

claude ゲーム作成
引用:Claude| Anthropic

シンプルなゲーム・アプリであればClaude上で簡単に生成できます。

今回は「シューティングゲームをWEBアプリで作って」と指示を出しました。難しいプロンプトは必要なく、ゲーム名と簡単な特徴を伝えるだけでゲームが生成されます。

この内容を元に、Claudeの方からゲームの改善や機能追加の案も提案してくれます。プログラミングの勉強としても十分活用できる機能です。

 

Webサイトの作成

claude サイト作成
引用:Claude| Anthropic

ClaudeはWebサイトを構築するHTMLも生成できるため、WebサイトもClaude上で作成できます。

今回は「求人紹介会社のLPのデザインを作って」とだけ指示しました。

 

色を変えたり、文章を変えたりすることも可能です。右側の画面で修正後のイメージを見ながら、左側で指示が出来るので、作業効率もアップします。

 

 

以上、Claude 3.5 SonnetのArtifacts活用例を6つご紹介しました。

非常に便利な機能なので、今後の更なるアップデートに期待したいです。

 

2024年後半に新モデルがリリース予定

Anthropic社によれば、2024年後半にはClaude 3 OpusとClaude 3 Haikuの3.5バージョンがリリースされる予定です。Claude 3 OpusはClaude 3.5 Sonnetのリリース前までは最も高性能なモデルであり、Haikuは高速かつ低コストのモデルです。

どちらのモデルも非常に優秀であるため、3.5バージョンではClaude 3.5 Sonnetを超える性能が期待されています。

 

 

Claudeの5つの特徴

Claudeは、まるで人間のように自然な文章を作り出すことができる生成AIとして注目されています。他のAIと比べてどのような特徴があるのでしょうか?

Claudeが優れている5つの特徴をまとめました。

 

ポイント

  1. 日本語の自然な文章生成ができる
  2. 大量の文字数(トークン)を処理できる
  3. 複数の資料が同時に読み込める
  4. コードの作成能力が高い
  5. APIの連携ができる

 

日本語の自然な文章生成ができる

Claudeは最先端の自然言語処理技術を駆使し、特に文章生成の分野で目覚ましい能力を発揮します。人間が書いたものと区別がつかないほど自然で流暢な文章を生成することができ、小説、詩、脚本、ニュース記事など、多様なジャンルに対応可能です。

 

さらに、Claudeは応用範囲の広さも大きな魅力です。クリエイティブな文章作成から、ビジネスレポートや論文作成といった専門的な分野まで、幅広いニーズに応えるツールとして期待されています。

 

大量の文字数(トークン)を処理できる

Claudeは、ほかのAIと比べて一度に読み込める情報量が圧倒的に多く、膨大なテキストデータであっても、全体を正確に理解できます。

 

Claudeの有料版である「Claude3」は最大20万トークン(日本語で約15万文字)ものテキストデータを読み込むことが可能です。小説やレポート、研究論文など、文章量が多く内容が複雑なテキストであっても、Claudeは内容を理解し重要なポイントを抽出できます。

 

複数の資料が同時に読み込める

Claudeは大量の文章を一度に読み込んで理解できるため、様々な場面でその能力を活かすことができます。

例えば、ビジネスシーンでは以下のような活用例が考えられます。

 

  • 財務諸表や研究論文の要約:
    膨大な量の財務データや複雑な研究論文も、Claudeならすぐに要約し、重要なポイントだけを抽出することができます。
  • 年次報告書に基づいた企業分析:
     企業の年次報告書を分析し、今後の経営戦略を立てる際にもClaudeは役立ちます。膨大なデータの中から、重要な情報だけをピックアップし、分析することで、より精度の高い戦略立案が可能になります。
  • 膨大な開発者向けドキュメントから、技術的な質問に対する答えを見つける」
     大量のマニュアルをすべて読み込む必要がなくなり、開発者は知りたい情報を瞬時に得られます。

 

今までは専門的な文書や書籍を理解するには、膨大な時間と労力が必要でした。しかし、Claudeを利用することで、誰でも簡単に、必要な情報だけを効率的に得ることが可能になります。

 

コードの作成能力が高い

Claudeは文章作成だけでなく、プログラミングにも高い能力を発揮します。必要な機能を指示すれば、それに最適なコードを自動で生成してくれるため、エンジニアの業務効率化に大きく貢献します。

Python、JavaScript、Java、PHP、Goなど、様々なプログラミング言語に対応しており、既存コードのデバッグも可能です。

他にもコーディングに関しては、アルゴリズムの設計、データ構造、オブジェクト指向プログラミング、関数型プログラミング、デバッグ、テスト、ドキュメンテーションなど、幅広い側面からサポートしてくれます。

 

APIの連携ができる

Claudeは、他のシステムやアプリケーションと連携しやすいように、柔軟なAPI連携機能を備えています。Claudeの機能やAPIを自由に組み合わせることで、Webサイト上の情報検索や、社内データベースからの情報取得など、様々な機能を構築できます。

 

例えば、Claudeの公式サイトでは、以下のような例が紹介されています。

  • 請求書から氏名、日付、金額を抽出し、必要な情報を自動で抽出
  • 簡単な指示で複雑な処理を自動化
  • チャットボットで的確な回答を自動返信
  • データ入力やファイル管理などの処理
  • 参加者のスケジュールを確認し、空いている会議時間を自動で設定

引用元:Claude can now use tools

 

 

Claude 3の無料と有料モデルの違いを解説

Claude3にはユーザーのニーズに合わせて最適化された3つのモデルがあり、使えるモデルが無料版と有料版で異なります。

モデル名

特徴

料金

Claude3 Haiku

- 最も高速でコンパクトなモデル

- ほぼ瞬時のレスポンスを実現

有料版のみ

($20/月)

Claude3 Sonnet

- 処理速度とパフォーマンスのバランスが取れたモデル

- 様々なタスクにマルチに対応

無料版

Claude3 Opus

- 最も高性能で複雑なタスクに対応可能

- 人間のような文章生成が得意

有料版のみ

($20/月)

※2024年6月時点

ここから先は、それぞれのモデルについて詳しく解説していきます。

 

Claude 3 Haiku

Claude 3 Haikuは、有料版(Pro)でのみ使用出来るモデルです。3つの中でも特に処理速度と効率性に優れたモデルなので、リアルタイムで応答を返す必要があるタスクに最適です。

例えば、ユーザーの質問に瞬時に返答するチャットボットや文字入力中に予測候補を表示するオートコンプリート機能など、早いレスポンスが重視される用途で真価を発揮します。

ただし、複雑なタスクを処理する場合はスピードを優先するあまり精度の面で若干劣ってしまう可能性もありますので、その点は注意が必要です。

 

Claude 3 Sonnet

Claude 3 Sonnetは、処理速度とパフォーマンスのバランスに優れたモデルです。幅広いタスクに対して安定したパフォーマンスを発揮できるため、万能型のモデルと言えるでしょう。3つのモデルの中で唯一無料版で利用できます。

テキスト生成、データ抽出、コード補完など、様々なタスクに柔軟に対応できるため、特定の用途に特化したモデルではなく、汎用性の高いモデルを求めるユーザーに最適です。

そのため、リアルタイム処理の速度では「Claude 3 Haiku」に、高度で複雑なタスク処理能力では「Claude 3 Opus」に、それぞれ劣ってしまう可能性があります。

 

Claude 3 Opus

Claude 3 Opusは、有料版(Pro)でのみ使用出来るモデルです。3つのモデルの中で最も高い精度を誇り、複雑なタスクに対しても高い精度と理解力で処理することができます。高度なデータ分析や、記事・レポートなどクリエイティブな文章作成など、人間と極めて近いパフォーマンスが求められるタスクに最適です。

 

ただし、Claude 3 Opusは精度が高い分他の2つのモデルと比べて処理速度が遅くなる傾向があります。そのため、リアルタイム性が求められるアプリケーションにはHaikuの方が向いている場合があります。

Claude 3 Opusは一般公開されているAPIを通じて利用することができます。開発者は登録するだけで、すぐにClaude 3 Opusの機能を利用した開発を始めることができます。

 

 

Claude 3の3つのモデルの選び方

Claude 3の最適なモデルは、ユーザーのニーズによって異なります。

 

  • リアルタイムで処理を行う必要がある場合:Claude 3 Haiku
  • 速度と精度のバランスを取りたい場合:Claude 3 Sonnet
  • 複雑なタスクを最高の精度で処理したい場合:Claude 3 Opus

というような具合に、各モデルを選ぶと良いでしょう。

これはあくまで一般的なガイドラインです。実際にどのモデルを選択するかは、タスクの複雑さ、予算、必要な応答時間などを総合的に判断する必要がありますので参考にしてください。

 

 

Claudeの始め方(Web/iOSアプリ)

Claudeを始めるには会員登録が必須となるため、まずはユーザー登録を行いましょう。基本的な使い方はWeb版もiOSアプリ版も同じです。

 

Claudeの始め方(Web)

claude
出典:https://claude.ai/

登録方法は簡単です。

Claudeの公式サイトにアクセスします。Googleアカウントとの連携か、メールアドレスのどちらかを選択します。(Googleアカウントの連携の方が簡単です)

 

次に、電話番号を入れてSMS認証を行います。「18歳以上であること」にチェックを入れます。

claude
出典:https://claude.ai/

 

SMS認証が完了したら、自分の本名とニックネームを入力します。

claude
出典:https://claude.ai/

名前を入力し、プライバシーポリシーに同意するとClaudeを利用する際の注意文が出ます。

 

 

下記を確認して「Sounds Good,Let’s Begin」から進むと登録完了です。

claude
出典:https://claude.ai/

 

Claudeの始め方(iOSアプリ)

iOSアプリも基本的な登録方法は同じです。

こちらからアプリのダウンロードが可能です。現在はiOS版のみリリースされており、Android版はありません。(2024年6月現在)

 

iOS版Claudeのアプリをダウンロード(無料)

 

Claudeを始める前に確認しておくこと

登録完了時に、Claudeの利用上の注意を確認するようなメッセージが表示されます。大切な内容ですので、必ず内容を確認しましょう。

claude
出典:https://claude.ai/

Claude は、時折不正確または誤解を招く情報を生成したり、攻撃的または偏ったコンテンツを生成することがあります。

Claude は、法律、金融、医療を含むアドバイスを提供することを意図していません。独自に調査することなく、私たちの会話だけに依存しないでください。

Anthropicは利用制限、機能、ポリシーなどを変更することがあります。プランをアップグレードすることで、クロードの機能をより多く利用することができます。

 

上記の注意点は他の生成Aツールでも同様ですが、利用前に改めて確認しておきましょう。

 

 

Claudeの基本的な使い方

続いて、Claudeの基本的な使い方について紹介します。使い方はとても簡単です。

 

①新しく会話を始める

Claudeと会話を始める時は、中央の入力フォームからプロンプト(指示)を入力すると会話が始まります。

 

別の指示で新しく会話を始めたい時はClaudeのアイコンをクリックして、ホーム画面に戻りましょう。ホーム画面の左側にある「+」ボタンをクリックすれば、新しいチャットをすぐに始めることができます。それまでの会話は全て保存されているので、後から見返すことも出来ます。

 

②チャットの名前変更

チャットの名前も変更できます。初めは自動で設定されるので、後で自分がわかりやすいように書き換えておくと、後で内容を把握しやすくなります。

 

③回答やプロンプト(指示)の再生成

出てきた回答が気に入らなかった場合は「Retry」を押して再生成ができます。ただし、再生成した場合はやり直す前の回答と比較することはできないので注意が必要です。一度送信したプロンプトを修正する場合は「Edit」を押して修正することもできます。

 

④質問に資料や画像を添付する

チャットに資料や画像も添付できます。例えば画像を添付して「この画像について説明してください」と質問を送ったり、PDFを添付して「この資料を5つの要点にまとめて」と送ると、指示に従って処理します。Claudeは大量のデータでも一度に読み込みできるので、論文などの長い文章の要約も可能です。

 

 

Claudeを使った作業効率アップの5つの事例

Claude 3は、私たちの生活をより便利にする生成AIツールです。Claude 3はビジネスや個人の生活の中で、どのように役立つのでしょうか?

特にビジネスで作業効率アップに繋がる5つの事例をそれぞれご紹介します。

 

 

①文章の生成

Claudeは、多様な形式に対応できる文章生成能力を備えています。ブログ記事、広告文、商品説明、レビュー、小説、メールなど、様々な種類の文章を作成できます。

 

例えば、

  • ライター・編集者:ブログ記事の作成を効率化できます
  • マーケター:顧客に響く広告文や商品説明の作成
  • ビジネスパーソン:報告書や提案書、メールの作成
  • 学生:レポートや論文の作成

などがあります。Claudeの文章生成能力は、様々な分野で活躍する人たちの作業効率化を支援し、より質の高い文章作成を可能にします。

 

②長文の要約

Claudeの要約機能を活用すれば、膨大な情報の中から必要な情報を効率的に収集することが可能です。

 

例えば、

  • ニュース記事:最新の世界のトレンドを素早くキャッチする
  • 論文や書籍:研究や学習を効率的に進める
  • 音声データの文字起こしデータ:会議やインタビューの内容を把握する

など、ビジネスパーソンや学生、研究者、編集者など様々な分野において、Claudeの長文の要約機能は作業効率アップにつながります。

 

③多言語の翻訳

Claudeは、世界中の様々な言語に対応する高精度な翻訳機能を備えています。単語の翻訳だけではなく、文脈を理解した自然な翻訳が出来ます。

Claudeの翻訳機能は、以下のような場面で特に役立ちます。

  • 海外とのビジネスシーン: 契約書やプレゼンテーション資料など、正確性が求められるビジネス文書の翻訳に最適です。
  • 海外旅行: 現地語が分からなくても、Claudeがチャットで翻訳してくれるため、スムーズなコミュニケーションが可能です。
  • 情報収集: 海外のニュース記事や論文なども、Claudeを使って容易に理解することができます。

 

このように、Claudeの翻訳機能は、様々な場面で言語の問題をサポートします。

特にClaudeは生成AIの中でも、日本語の作成がとても自然で流暢だと好評です。英日や、他の言語から日本語に翻訳する際はぜひClaudeで翻訳してみてください。

 

以下の記事ではClaudeを含む生成AIでの翻訳結果を比べています。こちらもぜひご覧ください。

→ ChatGPT、Gemini、Claudeの比較!ビジネスに最適な生成AIは?

 

④表形式での情報整理

Claudeは文章だけではなく、表形式で情報を整理することも可能です。

例えば、競合他社を調査し比較する際は以下のようなステップで実行出来ます。

 

  • 競合他社のウェブサイトや関連記事から情報を収集するようClaudeに依頼
  • 収集した情報を「企業名」「製品名」「価格」「特徴」などの観点で表形式にまとめるよう指示を出す
  • Claudeが作成した比較表を確認し、自社の強みや改善点を分析する

 

例:

企業名

製品名

価格

特徴

A社

製品A

$100

高耐久性

B社

製品B

$80

軽量コンパクト

自社

製品X

$120

高性能AI搭載

このように、表形式でまとめることで分析作業の効率化が見込まれます。

 

コードを自動生成

Claudeは、ユーザーの指示に基づいてPythonなどのコードを自動生成できる機能も備えています。コード生成以外にも、テストコードの作成、ドキュメントの作成、コードのデバッグなど、開発を幅広くサポートすることができます。

Claudeを使ってコーディングを行うには、Claudeでコーディングしたい内容を指示します。Claudeがコードを生成したら、それを確認して修正・編集します。

Web開発、データ分析、機械学習、プロトタイピング、プログラミング学習など、様々な場面で活用できます。WebアプリケーションやAPIの試作をClaudeに任せることで、開発者は迅速にアイデアを形にすることができるようになります。

 

ClaudeとChatGPTの比較

こちらの記事で紹介してきたClaudeと、OpenAIが開発したChatGPTは、どちらも最先端の大規模言語モデルであり、様々な機能を提供しています。こちらの記事ではClaudeとChatGPTの特徴を比較していきます。

 

以下はClaude 3と、ChatGPTの最新モデルGPT-4oの比較表です。

特徴

Claude

ChatGPT

料金

無料版あり

有料版($20/月)

無料版あり

有料版($20/月)

一度に読み込める文字数(トークン)

最大20万トークン

無料版:1万6千トークン

有料版:3万2千トークン

処理速度

Haikuモデルは超高速

GPT-4oモデルは高速

画像入力

⚪️

⚪️

画像生成

×

⚪️(DALL-E)

インターネットの接続

×

⚪️

チャットの送信数制限

あり

あり

※2024年6月時点

 

料金

ClaudeとChatGPTはいずれも基本プランは無料で利用できます。有料プランはどちらも同じ$20/月です。

 

一度に読み込める文字数(トークン)

一度に読み込める文字数に関しては、Claudeが圧倒的に上回っています。Claudeは一度に10万〜20万トークン(英語で約7万5,000〜15万単語)に対応できますが、ChatGPTは、有料版であっても最大3万2,000トークン(約2.4万単語)です。その点、ClaudeはChatGPTと比べて、長い論文や書籍などボリュームのある文書の読み取りの面で優れていると言えます。

 

処理速度

Claude 3のモデルHaikuは処理速度に長けているモデルです。それ以外のモデルの処理速度に関しては、ClaudeもChatGPTも大きな差はありません。

 

画像入力

ClaudeもChatGPTも画像を用いた指示を送信することができます。

 

画像生成

Claudeには画像生成能力はありません。ChatGPTの有料版ではDALL-Eと呼ばれる画像生成が可能です。

 

インターネットの接続

Claudeはインターネットに接続されていないため、入力したURLを読み込んだり、最新情報を検索することはできません。

ChatGPTはブラウジング機能が使えます。これによりURLを読み込んでサイトを要約したり、インターネット上の情報を引用したりすることが可能です。

 

チャットの送信数制限

Claude、ChatGPT共にメッセージ送信に制限が設けられており、これを超過すると一定時間使用できなくなります。

具体的にどの程度のメッセージ数・回数で制限がかかるのかは明らかになっていません。

 

 

Claudeを利用する際の注意点

ClaudeAIを利用する際の注意点は以下の通りです。

 

セキュリティ

Claudeを利用する際に、自分や他人・企業を特定できる情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)は決して共有しないでください。個人情報が漏洩すると、悪用されたり、プライバシーが侵害されるリスクがあります。

 

倫理的に問題のあるリクエストは入れない

Claudeは倫理的に問題のある行為や有害な内容の生成を拒否するように設計されています。違法行為、差別、ヘイトスピーチ、暴力、アダルトなど、倫理的に問題のあるリクエストは入れないでください。

 

情報が正しいか必ず確認する

Claudeは高い自然言語処理能力を備えていますが、あくまで生成AIツールであり人間の知能や判断力を完全に代替することはできません。「ハルシネーション」と呼ばれる誤った情報を生成することもよくあります。Claude以外の生成AIも含め、重要な判断や意思決定は必ず人間が確認してください。 

 

 

Claudeについてのまとめ

Claudeは、ビジネスシーンで役立つ様々な機能を搭載した生成AIツールです。

自然な日本語の文章を生成できたり、大量の文章を一度に読み込んで要約する能力、高度なコード生成などは、多くの人々の作業効率に役立つでしょう。

 

まずは無料プランから試してみて、使い勝手の良さを実感してください。業務効率化に繋がる可能性を感じられたら、有料プランの本格的な導入を検討してみてくださいね。

 

 

WriterTeam

この記事の執筆者:Yaraku ライティングチーム

翻訳者や自動翻訳研究者、マーケターなどの多種多様な専門分野を持つライターで構成されています。各自の得意分野を「翻訳」のテーマの中に混ぜ合わせ、有益な情報発信に努めています。