Yarakuzen
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2024 年 6月 27 日

ChatGPTのビジネスでの使い方5選とプロンプトの例

【法人必見】ChatGPTのビジネスでの使い方5選とプロンプトの例

最近、非常に話題のChatGPTですが、使い方がよくわからない、使ってはみたけど具体的に仕事に活用するイメージが持てないという方は少なくないでしょう。

 

そのような方に向けて、本記事ではChatGPTの基本的な使い方と、ChatGPTをビジネスに活用するために知っておきたい5つのコツをご紹介します。仕事ですぐに活用できるおすすめのプロンプト(指示文)も事例別にまとめました。ChatGPTを使いこなして、仕事の作業効率を上げたい方はぜひ最後までお読みください。

 

 

 

ChatGPTの基本的な使い方

この記事では、ChatGPTの基本的な使い方や登録方法を解説します。ChatGPTを初めて利用する方でも分かりやすく手順を説明します。

 

ChatGPTの概要

ChatGPTは、米国のOpenAI社が開発したAI(人工知能)による対話サービスです。利用者からの質問に対し、AIが自然な文章で応答するため、まるで人間と会話しているかのような対話が楽しめるでしょう。

 

2022年11月に登場したChatGPTは、わずか2か月で世界中の利用者が1億人を突破しました。マイクロソフト社が1兆円を超える資金を投入するなど、注目度が非常に高まっています。PCだけではなく、アプリ版も提供されており、最近ではAppleとの業務提携も大きな話題になりました。最新モデルではテキストのみならず、画像解析や音声会話もできるようになり、できることはどんどん広がっています。

 

 

ChatGPTをPCで使う方法

ChatGPTの使い方をPC版(Web)とスマホアプリ版に分けて解説します。

 

Windowsでの使い方

ChatGPTのアカウント登録手順を説明します。

  1. ChatGPTの公式サイトにアクセスする
  2. トップページの「サインアップ」ボタンをクリックします。
  3. 登録用のメールアドレスを入力し、「続ける」をクリックします。

アカウント作成画面では、メールアドレスを使う方法と、他のサービスのアカウントを利用する方法を選べます。

1.メールアドレスで登録する場合

  • メールアドレスを入力します。
  • パスワードを設定します。
  • 登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
  • メール内の「Verify your email address」リンクをクリックして、メールアドレスを認証します。

2.他のサービスのアカウントで登録する場合

   以下の3つのサービスから1つを選びます。

  • Googleアカウント
  • Microsoftアカウント
  • Appleアカウント

 

選んだサービスのログイン画面が表示されるので、そのサービスアカウントでログインします。この方法を使うと、新たにパスワードを作る必要がないので簡単に登録できます。

 

3.氏名と生年月日を入力し、 利用規約とプライバシーポリシーを確認した後に同意します。

4.携帯電話番号を国番号とともに入力し、「Send code」をクリックします。

5.入力した電話番号にSMSで送られてくる6桁の認証コードを入力します。

6.上記の画面が出たら登録完了です。内容をよく読んで「それでは始めましょう」を押せばChatGPTを利用できます。

 

Macでの使い方

Macの場合も会員登録方法はWindowsと同じですが、有料版ユーザーのみMac用アプリを使用できます。ChatGPTのMacアプリの主な特徴をまとめました。

 

1.ランチャー機能

 Option + Spaceのショートカットキーで、どのアプリからでも即座にChatGPTを呼び出せます。

 

2.スクリーンショット機能

PCからスクリーンショットを撮影し、直接ChatGPTに質問できます。

 

3.音声会話機能

アプリから直接音声会話が可能です。ヘッドホンのアイコンをタップして開始します。ChatGPTを使うたびにブラウザを立ち上げるのが面倒な方はアプリ版もおすすめです。

 

 

ChatGPTをスマホアプリで使う方法

ChatGPTのスマホアプリはiOS版とAndroid版の2種類があります。アプリのインストールは以下からダウンロード出来ます。

 

Android: 
Google Play Storeで公式アプリをダウンロードします。

 

iOS:
App StoreでOpenAIの公式アプリをダウンロードします。

 

インストールが完了したら、アプリ一覧からChatGPTアプリのアイコンをタップして起動します。起動すると、サインアップとログイン画面が表示されます。会員登録の手順は、PC版と同じです。

 

 

ChatGPTの日本語設定方法と注意点

ChatGPTを日本語に設定する方法と注意点についてお伝えします。

 

日本語設定の方法

ChatGPTはアカウントの言語設定に関わらず、日本語で質問を入力すると自動的に日本語で応答してくれます。事前にChatGPTを日本語に設定する方法は以下の手順でできます。

 

1.ChatGPTにログインし、アカウント名をクリック→「設定」を開きます。

2.「設定」→「言語」メニューから「日本語」を選択します。

 

 

日本語利用の注意点

ChatGPTはアメリカで開発されたサービスなので、主に英語圏のデータを学習しています。そのため、質問内容によってはChatGPTの回答の精度にムラが出ることがあります。何度質問をしても思った通りの返答が来ない場合は、回答を再生成するか、質問を英語に翻訳して聞いてみてください。

 

 

ChatGPTをビジネスに活用するコツ5選

ここからは、ChatGPTをビジネスに活用するコツを業務のシチュエーション別に5つご紹介します。

 

コツ1:外国語の文書を翻訳する

・メール・チャットの翻訳(顧客対応)

 

質問:

次の顧客からの問合せメールの返信を丁寧な英語に翻訳してください:

  • 海外からの購入できるかの問い合わせメール返信
  • ネットで購入可能
  • リンクを入れる

 

回答:
もちろんです。以下のように丁寧な英語で返信できます。

 

Dear [Customer's Name],

 

Thank you for reaching out to us with your inquiry.
We are pleased to inform you that you can indeed purchase our products from overseas. Our products are available for online purchase, and we ship internationally. You can place your order directly through our website using the following link: [insert link here].

If you have any further questions or need assistance, please do not hesitate to contact us. We are here to help.

Best regards,

 

[Your Name]
[Your Position]
[Your Company]
[Your Contact Information]

 

送信前に正しく生成されているかのチェックは必要ですが、要点のみを伝えて翻訳後のメール文面を短時間で作成できるのはメリットです。APIを活用してメール文面を自動で作成出来れば、さらに顧客対応の効率化やコスト削減にも繋がります。

 

契約書の翻訳

 

質問:
この英語の法律用語の日本語訳と簡単な説明を教えてください: [as provided for in the preceding paragraph]

 

回答:
「as provided for in the preceding paragraph」の日本語訳と説明は以下の通りです。

 

日本語訳
「前項に定めるとおり」

 

説明
このフレーズは、法律や契約書において、直前の段落(項)で規定された内容に基づいて行動や判断がなされることを示しています。つまり、具体的な条件や手続きが前の段落に記載されている場合、その内容に従って対応する必要があることを意味します。

 

例:
例えば、法律文書で「前項に定めるとおり、この手続きは申請書を提出することによって開始される」と記載されている場合、前の段落に申請書の詳細や提出方法が説明されていることになります。そのため、その指示に従う必要があります。

 

まとめ:
「前項に定めるとおり」は、直前の段落の内容に基づいて行動や判断することを示す。

法律や契約書において、具体的な手続きや条件が前の段落に記載されていることを指す。

このようにして、文書全体の流れを理解しやすくし、規定された手続きを明確にする役割を果たします。

 

ChatGPTは、契約書の要約に活用できます。チャットで翻訳を指示すれば入力したテキストやPDFなど資料を添付することもできます。海外の資料を分析するときに、短時間で翻訳できるのが魅力です。

 

会議の議事録の翻訳(社内のコミュニケーション)

質問:この会議の議事録を英語に翻訳してください

営業部定例ミーティング議事録

 

 日時:
2024年6月24日(月) 10:00 ・ 11:30

 

 場所:
本社 5階 会議室A

 

 出席者:
・ 部長: 山田太郎
・ 課長: 佐藤花子
・ 営業1課: 鈴木一郎、田中二郎
・ 営業2課: 高橋三郎、中村四郎
・ 総務: 伊藤五郎

 

 議題:

  1. 前回議事録の確認
    前回議事録の内容確認と承認。

 

  1. 営業実績報告
    ・5月の営業実績報告(鈴木一郎)
    ・新規契約: 10件
    ・契約更新: 5件
    ・売上合計: 1,000万円
    ・課題点と改善案の共有。

 

  1. 今月の営業目標
    ・6月の営業目標設定(佐藤花子)
    ・新規契約目標: 15件
    ・契約更新目標: 10件
    ・売上目標: 1,200万円
    ・各チームの役割分担と個別目標の確認。

 

 その他:
・ 次回ミーティング日程の確認:2024年7月1日(月)10:00 ・ 11:30
・ その他連絡事項や質疑応答。

 

 閉会:
・ 会議終了時刻:11:30]

 

 

回答: Sales Department Regular Meeting Minutes

 

 Date and Time:
Monday, June 24, 2024 10:00 ・ 11:30

 

 Location:
Headquarters 5th Floor, Meeting Room A

 

 Attendees:

  • Manager: Taro Yamada
  • Section Chief: Hanako Sato
  • Sales Team 1: Ichiro Suzuki, Jiro Tanaka
  • Sales Team 2: Saburo Takahashi, Shiro Nakamura

 

 Agenda:

  1. Confirmation of Previous Minutes
    Review and approval of the contents of the previous meeting minutes.

 

  1. Sales Performance Report
    Report on May sales performance (Ichiro Suzuki)
    ・New contracts: 10
    ・Contract renewals: 5
    ・Total sales: 10 million yen
    ・Sharing of issues and improvement plans.

 

  1. This Month's Sales Targets
    ・Setting June sales targets (Hanako Sato)
    ・New contract target: 15
    ・Contract renewal target: 10
    ・Sales target: 12 million yen
    ・Confirmation of roles and individual targets for each team.

 

 Other:
・Confirmation of the next meeting schedule: Monday, July 1, 2024 10:00~11:30
・ Other announcements

 

 Adjournment:
・ Meeting end time: 11:30

 

上記のように、会議の議事録を翻訳することもできます。議事録の要約や翻訳を簡単に行うことで円滑なコミュニケーションが行えます。

 

プレゼン資料の翻訳

質問:この商品の特徴を箇条書きで英語に翻訳してください

  • ヤラクゼンの3つの強み
  • AI翻訳から、編集チェックまでをシンプルなUIで
  • 複数の翻訳エンジンを搭載
  • 安心して使える仕組み

 

回答:Here are the features of the service translated into English in bullet points

  • Three Strengths of Yarakzen
  • Simple UI for AI translation and editing checks
  • Equipped with multiple translation engines
  • Reliable and secure system

 

ChatGPTだけでスライドの資料を完成させることはできませんが、PowerPointやGoogleスライドなどと組み合わせることで、資料作成を効率化できます。資料の構成案の下書きに便利です。

 

ChatGPTを使った翻訳の方法は、以下のページで詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
→ ChatGPTで高精度に翻訳する方法【コピペOK】

 

コツ2:顧客サポートへの活用

これまで翻訳の活用方法を中心にご紹介しましたが、もちろん日本語でも使用可能です。こちらでは顧客サポートに活用出来る質問例をご紹介します。

 

顧客問合せの効率化に使える質問例

  1. 「この顧客からの問い合わせに対する適切な返答案を作成してください:[顧客からの問い合わせ内容]」
  2. 「次の製品の返品ポリシーについて、分かりやすく説明する文章を作成してください:[製品名と返品ポリシーの要点]」
  3. 「この技術的な問題に対する解決手順を、初心者にも分かりやすく説明してください:[技術的問題の概要]」
  4. 「顧客の苦情に対して、共感を示しながら丁寧に対応する返信文を作成してください:[顧客の苦情内容]」

 

FAQの自動化に使える質問例

  1. 「当社の新製品[製品名]に関するよくある質問とその回答を10個作成してください」
  2. 「このサービスの利用方法に関するFAQを、初心者向けに5つ作成してください:[サービス名と概要]」
  3. 「料金プランに関するFAQを、比較表を含めて作成してください:[各プランの概要]」
  4. 「アカウント登録から購入までの流れを説明するFAQを作成してください」

 

コツ3:マーケティングでの活用

ChatGPTはSNSコンテンツやキャンペーンのアイディア出しも得意です。

 

SNSアカウント運用に使える質問例

  1. 「新商品[商品名]のInstagram投稿用のキャプションを、ハッシュタグを含めて作成してください」
  2. 「企業のTwitterアカウントで使える、顧客とのエンゲージメントを高める質問を5つ考えてください」
  3. 「この業界ニュースについて、LinkedInに投稿する際の簡潔なコメントを作成してください:[ニュースの概要]」

 

キャンペーンのアイディア出しに使える質問例

  1. 「夏季限定の[製品名]プロモーションキャンペーンのアイディアを3つ提案してください」
  2. 「顧客の口コミを促進するソーシャルメディアキャンペーンのアイディアを考えてください」
  3. 「環境に配慮した製品のPRキャンペーンのコンセプトを3つ提案してください」
  4. 「新規顧客獲得のための紹介キャンペーンのアイディアを出してください」

 

ペルソナ作成に使える質問例

  1. 「20代後半の都市部在住のキャリア女性向け商品のターゲットペルソナを作成してください」
  2. 「50代の健康志向の強い男性向けサービスのペルソナを、詳細な背景情報も含めて作成してください」
  3. 「小学生の子供を持つ30代の共働き夫婦のペルソナを作成し、彼らの課題と需要を分析してください」
  4. 「環境に配慮した商品を好む大学生のペルソナを作成し、彼らの購買行動の特徴を説明してください」

 

コツ4:データ分析のサポート

 競合調査や市場調査の分析などリサーチ業務にも活用できます。

 

リサーチに使える質問例

  1. 「以下の競合他社のデータを分析し、主な強みと弱みを3つずつ挙げてください:[競合他社のデータ]」
  2. 「この市場調査結果から、消費者の主要なニーズと傾向を5つ抽出してください:[市場調査結果の概要]」
  3. 「次の業界データを基に、今後5年間の市場トレンド予測を簡潔にまとめてください:[業界データ]」
  4. 「この製品カテゴリーにおける当社の市場ポジションを、SWOT分析を用いて評価してください:[製品カテゴリーと当社データ]」

 

レポートや報告書の要約の質問例

  1. 「この50ページの四半期財務報告書を、経営陣向けに1ページで要約してください:[財務報告書の内容]」
  2. 「この顧客満足度調査結果を、主要なポイントを5つにまとめて要約してください:[調査結果データ]」
  3. 「この年次報告書から、来年度の事業戦略に影響を与える重要な情報を抽出し、箇条書きでまとめてください:[年次報告書の内容]」
  4. 「この技術動向レポートを、非技術者でも理解できるように簡潔に要約してください:[技術動向レポートの内容]」

 

コツ5:社内コミュニケーションの改善

 会議のアジェンダや議事録作成もできます。

 

アジェンダ作成の質問例

  1. 「来週の部門横断プロジェクトキックオフミーティングのアジェンダ案を作成してください。所要時間は2時間です。」
  2. 「四半期の業績レビュー会議のためのアジェンダを、重要な討議ポイントを含めて作成してください。」
  3. 「新製品開発チームの週次進捗会議のための効率的なアジェンダテンプレートを作成してください。」
  4. 「リモートワーカーを含むチームのための効果的なバーチャル会議アジェンダを提案してください。」

 

 議事録の要約・フォローアップの質問例

  1. 「この1時間の戦略会議の議事録を、主要な決定事項と行動項目を含めて要約してください:[議事録全文]」
  2. 「次の製品開発会議の議事録から、各チームメンバーのタスクとデッドラインを抽出し、リスト化してください:[議事録内容]」
  3. 「この経営会議の議事録を基に、全社員向けの簡潔なフォローアップメールの文案を作成してください:[議事録の要点]」
  4. 「先週の部門会議の議事録から、未解決の問題点と次回会議で討議すべき項目をリストアップしてください:[議事録全文]」

 

 

おすすめのプロンプト作成方法と例

さらにChatGPTの回答の精度を上げたい方に向けて、おすすめのプロンプト作成方法をご紹介します。プロンプトとは、ChatGPTに投げる質問(=指示文)のことです。

 

プロンプト作成方法のコツ

  1. 明確で具体的な指示を出す

「マーケティング戦略を考えて」→「20代女性向けの化粧品の Instagram マーケティング戦略を3つ提案してください」

「新製品のプレスリリースを書いて」→「次の情報を含む新製品のプレスリリースを300字で書いてください:製品名、主な特徴3つ、発売日、価格」

 

  1. 前提条件を設定する

役割を与える→「あなたは大手IT企業のマーケティング担当者です。」

制約条件を明確にする→「法律や倫理に反する提案は避けてください」「予算は100万円以内でお願いします」など。

対象者や使用目的を指定する→「技術に詳しくない経営陣向けにわかりやすく説明してください」「新入社員向けの研修資料として使用します」など。

 

  1. 回答形式を具体的に指示する

出力形式を指定する→「箇条書きで」「表形式で」「5W1Hに沿って」など。

文字数や項目数を指定する→「300字以内で」「5つのポイントでまとめてください」など。

例を示す→「以下の形式で回答してください:1. タイトル 2. 概要 3. 主要ポイント(3つ) 4. 結論

 

一歩進んだChatGPTの使い方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

ビジネス向けプロンプトの例

ここからは、上記のコツを使ったビジネスに使えるプロンプトの例をご紹介します。

 

 顧客対応プロンプト例

あなたは高級腕時計ブランドのカスタマーサポート担当者です。以下の苦情メールに対する返信を作成してください。


顧客メール:

「先月購入した腕時計の調子が悪く、まったく時間が合いません。すぐに返金して欲しいです。」


返信の際は以下の点に注意してください:

1. 共感を示す

2. 問題解決のための具体的なステップを提案する

3. 返金ではなく、まず修理対応を勧める

4. 丁寧かつプロフェッショナルな口調を維持する

5. 300字以内でまとめる

 

データ分析プロンプト例

以下の四半期売上データを分析し、重要なインサイトを抽出してください:[四半期売上データ]


分析結果は以下の形式でまとめてください:

1. 売上トレンドの要約(50字以内)

2. 最も成功した製品カテゴリとその理由(2・3文)

3. 懸念される点(箇条書きで3つ)

4. 次四半期に向けた推奨アクション(箇条書きで3つ)


専門用語は避け、経営陣にも理解しやすい言葉で説明してください。

 

セールス用プロンプト例

以下の取引先からのメールに対する返信を作成してください。


受信メール:

「御社の新製品について興味があります。詳細な資料と、可能であれば製品デモの機会を頂けないでしょうか。」


返信メールを作成する際、以下の点に注意してください:

1. 丁寧でプロフェッショナルな口調を使用する

2. 資料送付の承諾と、製品デモのオプションを提案する

3. 次のステップを明確に示す

4. 署名を含める(鈴木太郎、営業部長)

5. 200字以内でまとめる

 

注意点と回避法

非常に便利なChatGPTですが、使用するにあたって覚えておきたい注意点もあります。

まず、同じ内容でも質問の仕方によって、ChatGPTの応答が大きく変わることがあります。精度の高い応答を得るためには、上記例文を参考にして、より具体的に細かく指定することを意識してみてください。自分のニーズに合ったプロンプトが作れたら、それを元にアレンジしていくと良いです。

 

 

ChatGPTのビジネス活用で得られるメリット

ここまでChatGPTの使い方をご紹介してきましたが、ChatGPTをビジネスに活用できるとどんなメリットがあるのでしょうか。主なメリットをまとめました。

 

1.時間の節約

ChatGPTは、多くの事務作業やタスク管理を自動化することができます。

 

例:

  • メール対応:一般的な問い合わせへの返信ドラフトを作成
  • レポート作成:データの要約や初期分析レポートの生成
  • スケジュール管理:会議のアジェンダ作成や議事録の要約
  • タスクの優先順位付け:重要度と緊急度に基づくTo・Doリスト作成
  • 時間配分の最適化:効率的な一日のスケジュール提案
  • スケジュール管理:プロジェクトのマイルストーン設定とリマインダー作成

 

2. コスト削減

ChatGPTの導入により、業務効率化によるコスト削減も期待できます。

 

例:

  • ペーパーレス化の促進:デジタル文書作成・管理の効率化
  • ミーティングの効率化:アジェンダ作成や議事録作成の迅速化、会議時間の短縮
  • トレーニングコストの削減:研修用マニュアルやFAQの自動生成

 

3. 顧客満足度の向上

ChatGPTを活用することで、顧客対応のスピードとクオリティを向上させることができます。

 

  • 24時間対応:チャットボットとしての活用による常時対応
  • 迅速な初期対応:一般的な問い合わせへの即時回答
  • 複数言語対応:多言語での顧客サポート
  • フィードバック分析:顧客の声の迅速な分析と対応

 

上記のように、ChatGPTをビジネスで活用するためには多くのメリットがあります。しかし、仕事で使用する際にはデータの機密性やプライバシーに関する懸念があるため、適切なセキュリティ対策が必要です。各企業の規模やニーズに合わせて、段階的に導入することをおすすめします。

 

 

ChatGPTの3つのモデルと無料・有料プランの比較

これまでChatGPTの使い方や活用例、おすすめのプロンプトなどをご紹介してきました。ここからは、ChatGPTのモデル別の機能の違い、利用料金、法人プランの詳細などを解説します。

 

ChatGPTの3つのモデル

ChatGPTは2024年6月時点で3つのモデルがリリースされていますが、現在ではChatGPTの最新モデルのGPT-4oも、無料で利用できるようになりました。

 

各モデル別の比較表をまとめました。

項目

GPT-3.5

GPT-4

GPT-4o

コンテキスト

4,096トークン

32,768トークン

128,000トークン

入力タイプ

テキストのみ

テキスト、画像

テキスト、画像、音声

推論能力

基本的

より高度

さらに高度

精度

良好

GPT・3.5より高精度

GPT・4より高精度

       

処理速度

速い

やや遅い

非常に高速

知識の更新日

2022年1月まで

2023年4月まで

2023年9月まで(推定)

料金

無料

有料(月額20ドル)

無料(一部機能は有料版のみ)

画像生成

不可

不可

可能(有料版のみ)

 

コンテキスト:
GPT-3.5は4,096トークン、GPT-4は32,768トークン、GPT-4oは128,000トークンと、世代を追うごとに大幅に拡大しています。これにより、一度に読み込める文章の量が圧倒的に増えました。

 

マルチモーダル機能:
GPT-3.5はテキストのみ、GPT-4はテキストと画像、GPT-4oはテキスト、画像、音声、動画と、対応できる入力形式が増えています。GPT-4以降はPDF資料を入力して添削・要約なども可能になりました。

 

処理速度:
GPT-4oは非常に高速で、人間の会話に近い応答速度を実現しています。ほぼストレスなくチャットが行えます。

 

料金コスト:
現在ではGPT-4oも無料版で使用できます。有料版にアップグレードすると、すべてのモデルを選んで使用できます。有料版の料金は月額20ドルです。(2024年6月現在)

 

知識の更新日:
GPT-3.5は2022年1月まで、GPT-4は2023年4月まで、GPT-4oは2023年10月まで、とバージョンアップするにつれてより最新の情報を保持しています。

 

ただし、AIの分野は急速に発展しているためこの情報も変化する可能性があります。最新情報をチェックする時は、OpenAIのニュース公式サイトを確認することをおすすめします。

 

公式:OpenAI公式サイト(英語)

 

有料で利用できる機能

GPT-4oが無料版にも解放されて、できることが大幅に増えましたが有料版でのみ利用できる機能も一部あります。特に音声会話、画像生成、GPTs作成などは有料版しか使えません。

 

できること

無料版

有料版

GPT-4oの利用

○(回数制限がある)

○(回数制限はあるが無料ユーザーの5倍)

インターネット検索

データ分析

画像認識

ファイルアップロード機能

メモリ機能

GPTストアの利用(他人のGPTsを使える機能)

GPTsの作成(自分でカスタマイズしたGPTsが作れる機能)

×

画像生成

×

音声会話

×

 

有料版にアップデートするか決める時の参考にしてください。

 

 

ビジネスには有料プランがおすすめ

ChatGPTには、個人で利用出来る上記プランの他、法人専用のプランもあります。ビジネスで活用したい方には有料の法人プランがおすすめです。以下にそれぞれの違いをまとめました。

機能

個人プラン

法人プラン(Teams/Enterprise)

利用コスト

無料

有料

利用可能時間

混雑時はアクセス制限あり

24時間365日利用可能

レスポンス速度

標準

高速 (優先アクセス)

最新モデルへのアクセス

限定的

フル機能へのアクセス

セキュリティ

基本的な保護

高度なデータ保護と暗号化

カスタマイズ機能

なし

あり(特にEnterpriseプラン)

テクニカルサポート

限定的

専門的なサポート体制

ユーザー管理

個人アカウントのみ

チーム/企業全体での一元管理

コンプライアンス機能

なし

あり(監査ログ、アクセス制御など)

利用量制限

あり

より高い、または無制限

 

ChatGPTの法人向けモデルを利用するメリットを以下にまとめました。

 

  1. 強化されたセキュリティとプライバシー保護

法人向けモデルでは、入力データや会話履歴がAIモデルの学習に使用されず、データの暗号化も行われます。また、SOC 2に準拠した高水準のセキュリティが実現されており、企業の機密情報や個人情報を安全に扱うことができます。

 

  1. ユーザー管理機能

法人向けモデルには、ユーザー管理機能や専用の管理コンソールが提供されており、組織内でのアクセス制御や利用状況の分析が可能です。また、チーム内でのGPTの共有やワークスペース機能も利用できます。

 

  1. 利用範囲の拡大

法人向けモデルでは、GPT-4や画像生成ツールのDALL-E、高度なデータ分析ツールなどの機能が無制限で利用できます。また、より長いコンテキストの読み込みや高速な応答など、個人向けモデルよりも高性能な機能が提供されます。

 

TeamsとEnterpriseどちらを選ぶか迷ったら以下を参考にしてください。

 

  • Teams:コストを安く抑えながら、基本性能を活用したい企業
  • Enterprise:高度なセキュリティ機能や大幅なカスタマイズを利用したい企業

 

今後提供するプランや機能は変更される可能性があるので、導入する際は公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

 

公式:Open AI 料金プラン(英語)

 

 

ChatGPTのセキュリティリスクと注意点

ChatGPTは非常に便利なツールですが、ビジネスで使用する際のリスクと注意点を理解しておくことはとても重要です。以下に主なリスクと対策について解説します。

 

セキュリティリスク

ChatGPTを使用する際の最も大きなリスクの1つは、機密情報漏洩のリスクです。ChatGPTとの対話内容は、ChatGPT自身の学習データに利用される可能性があります。そのため、このプロセスにおいて意図せず機密情報が外部に漏れてしまう可能性があります。

 

【対策】個人や社内の機密情報を入力しない

個人情報(名前、住所、電話番号など)をChatGPTに入力すること、企業の機密情報(財務データ、戦略計画、未公開の新製品情報など)を共有することは避けましょう。社内情報を活用して使用したい場合は、データ保護のオプションがある法人向けの有料プランに加入することをおすすめします。

 

誤った回答のリスク

ChatGPTは高度なAIモデルですが、時として誤った情報や不適切な回答(幻覚)を生成することがあります。ChatGPTの知識は過去の大量の学習データに基づいているため、特に最新情報や専門的な内容に関しては誤った回答が増える傾向があります。

 

【対策】回答の事実確認(ファクトチェック)は必ず行う

ChatGPTの回答を鵜呑みにせず、事実確認(ファクトチェック)は必ず行いましょう。特に専門的な内容や法的書類など重要な内容は、必ず該当分野の専門家に確認を取ることが重要です。

 

ChatGPTは非常に便利なツールですが、ビジネスで利用するには責任が伴います。セキュリティリスクと誤った回答が出るリスクを常に意識して使用することをおすすめします。

 

 

ChatGPTの使い方まとめ

この記事では、ChatGPTの使い方からビジネスでの活用例、注意点まで解説しました。非常に便利なChatGPTですが、セキュリティ面などの課題もあります。必要に応じて専門ツールの使用も併用するなど、ChatGPTに頼りすぎないことも大切です。

本記事で紹介した活用例を活かして、ChatGPTをビジネスの効率化ツールとしてぜひ活用してください。

 

 

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WriterTeam

この記事の執筆者:Yaraku ライティングチーム

翻訳者や自動翻訳研究者、マーケターなどの多種多様な専門分野を持つライターで構成されています。各自の得意分野を「翻訳」のテーマの中に混ぜ合わせ、有益な情報発信に努めています。