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【コラム】「自然言語」と「人工言語」

みなさん、こんにちは。八楽の森谷です。

昨日は「アプリ博2015」に参加しておりました。八楽ブースに足を運んでくださったみなさま、
ありがとうございました。

さて、本日も記事をアップしていきます。テーマは「人工言語」です。
そもそも人工言語とは果たして何なのか?自然言語との違いはどこなのか?
ご存知の方もそうでない方も、是非ご一読ください。


自然言語と人工言語

 

エスペラント語やヴォラピュク語のような開発された人工言語と、ロシア語、アラビア語、イタリア語といった自然言語とがあることを知っている人は多いでしょう。この2つは明確に区分できるものだと考えられがちです。
しかし実際は、2つの基準の両端には、ある言語が自然言語か人工言語かを常には簡単に決定できない連続性を持った場所があります。例えばヴォラピュク語(歴史的に最初の人工言語の一つ)において単語は自然に発明されましたし、エスペラント語に関しては自然言語から単語を借用しました(70%はロマンス諸語、20%はドイツ語、10%はスラブ語)。エスペラントは人工言語ですが、しかし、ヴォラピュク語と比較するとより「自然」だということがわかりました!

さらに複雑なケースもいくつかありました。
たとえば、スイスには4つの公用語がありました。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語です。国の公式書類はそれらの言語で発表されました。 スイスのグラウビュンデン州では約6万人の人々がロマンシュ語を話します。しかし実際には、「ロマンシュ語」はいくつかの同類言語の集合名です。
60年代の初め、そのうちの5つについて小学校で教え始めました。それはいわゆるロマンシュ語の「方言」でした。しかし「方言」とは言うもののそれは実のところ独立した言語でした。「Yes」という言葉でさえ違って聞こえるのです!以前、スイスの公式文書は2つのもっとも一般的なロマニシュ語の方言で順次公表されました。
しかし、80年代初頭に、ロマンシュ語同盟(Lia Rumantscha)は、共通の文字言語、ロマンシュ語を作成するために最も一般的な3つの方言の基礎を決定しました。共通して使われる言葉はいわゆる「多数決」によって選ばれました。 言葉が2つの方言で同じように聞こえて、もうひとつ別が異なっていても「同じ」とみなされました。言葉が3つの方言ですべて異なっている場合、そのあまり共通項のない方言のうち一つが選ばれます。文法事項も同様です。
この地方における「エスペラント語」はRumantsch Grischunと呼ばれ、20年以上に渡って共通のロマンシュ文字言語として機能しています。例えば、公式文書、外国語から翻訳された本に印刷されているロマンシュ語がそうです。

多くの作家が、彼らの小説や物語のためなどに、新しい単語、表現、語の配列を創りました。しかし彼らは、人工言語を生み出した人々ほど深く考えることはしませんでした。
つまるところ、どの文字言語も、話し言葉とは違い、ある意味人工的です。キュリロスとメトディオスはアルファベットを発明しただけではなく、スラブ人の言葉にはなかった抽象的な概念を示す多くの言葉を発明しました。そして文体上の表現を、特に話し言葉で使うようになりましたが、それは文学上の言葉で洗練された考えを強調するために必要でした。よって彼らが初の人口言語の発明者として考えられるでしょう。

ヤラクゼンによる翻訳


いかがでしたでしょうか。
あらゆる言語も「自然」な部分と「人工」的な部分があるのでしょう。
世界には全部で7000弱くらいの言語があると言われています。そんなに種類があるにもかかわらず、『指輪物語』のエルフ語のように作家たちが新しい「言語」を創造しています。
言語を作り出す、ということには不思議な魅力があるのかもしれません。

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