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2023 年 7月 19 日

【2024年4月】翻訳サイトおすすめ厳選15個【英語・中国語・韓国語】

翻訳サイト おすすめ

今や翻訳サイトの翻訳精度も向上し、とても多くの翻訳サイトやアプリがあります。「翻訳サイト」や「翻訳アプリ」と検索すると、簡単にいくつもの翻訳サイトを見つけられます。

ただ、それだけ数が多いと『それぞれの翻訳サイトで何が違うの?』、『どの翻訳サイトを使ったらいいの?』と疑問に思うのではないでしょうか。

この記事では、あなたが目的にあった翻訳サイトを選べるように、翻訳サイトの選び方をお伝えしています。翻訳サイトを使う上で絶対に知っておくべき注意点も書いていますので、そちらもご覧ください。

また、最近は英語の翻訳のみならず、中語訳や韓国語も需要が高くなっています。中国語、韓国語に適した翻訳サイトもお伝えしますので、ぜひご覧ください。

 


複数の翻訳エンジンが定額で使い放題の「ヤラクゼン」で、簡単シンプルに翻訳しませんか?翻訳にかけた文書の二次利用の心配はなく、セキュアな環境で使える翻訳支援ツールをご利用ください。(※カンパニープラン)
AI自動翻訳プラットフォーム ヤラクゼン
→ ヤラクゼンの詳細はこちらからご覧ください。

 

目次】

 

【選ぶ準備】知っておくべき翻訳サイトの特徴


まず、翻訳サイトを選ぶ前に翻訳サイトごとに特徴があることを知っておきましょう。例えば、有名な翻訳サイトには「Google翻訳」があります。この他にもマイクロソフトが提供している「Bing Microsoft Translator」や、あなた好みの翻訳にカスタマイズ可能な「ヤラクゼン」など色々あります。

これらにはそれぞれ特徴があります。あなたが翻訳したい文章との相性を考えて選べば、自然で正しい翻訳を期待できるでしょう。

翻訳サイトごとに得意な翻訳がある

翻訳サイトによって、翻訳の得意分野があります。

例えば翻訳家の中でも、特許に関する翻訳が得意な翻訳家がいたり、ITに関する翻訳が得意な翻訳家もいます。また文芸翻訳(小説や歌詞などの翻訳)が得意な翻訳家もいます。翻訳家の中でも、それぞれ得意分野が違います。

これと同じように、翻訳サイトもそれぞれ得意な翻訳があり、サイトによってその得意分野が違います。そのため同じ文章を入力しても訳出される文章が違うこともあります。

まずはあなたの目的にあった翻訳サイトを選ぶためにも、それぞれの翻訳サイトの特徴を知っておきましょう。ここでは4つの例をお伝えします。

Google翻訳(かたい文章の翻訳が得意)

Google翻訳は契約書や利用規約などのかための文章の翻訳に優れているという特性があります。製品の使用マニュアルは一般的にはかための文章が使われているため、マニュアルの翻訳などにGoogle翻訳が向いています。

Bing Microsoft Translator(IT系文章の翻訳が得意)

「Bing Microsoft Translator」は、「Microsoft Translator」という翻訳エンジンを搭載しています。この翻訳エンジンはWindowsで使用されている文章や、Office(Word、Excel、PowerPoint)等のユーザーマニュアルで使われている文章を利用して翻訳精度を向上しています。マイクロソフト社のOffice等の製品は、IT系の文章がよく使われており、その文章をもとに翻訳精度が改善されているため、「Bing Microsoft Translator」はIT系の翻訳に強いという特性があります。

Yaraku(β)(シンプルな文への訳が得意)

八楽株式会社が提供する翻訳ツール「ヤラクゼン」は、Yaraku(Beta)という翻訳エンジンを使用しており、端的でシンプルにまとまった翻訳を出す特徴があります。他の翻訳サイトと違い、ヤラクゼンは使用するためにログインが必要になりますが、単語登録やフレーズ登録などの機能により、あなた好みの翻訳を出すために役立つ翻訳ツールです。



このように、それぞれ得意な訳し方があります。同じ文章をそれぞれの翻訳サイトで訳してみて比較した内容をこちらでご覧いただけます。どのように違うのかの参考になれば幸いです。

→ Google/Microsoft/Yaraku(β) 翻訳エンジンを比較|YarakuZen

 

無料と有料

翻訳サイトによって無料か有料かの違いがあります。どのサイトにも共通して言えることですが、無料で使える場合は翻訳品質の向上のために、翻訳データを二次利用されていることがあります。つまり入力した文章が機密情報や個人情報でも、それらの情報は翻訳品質の改善のために利用される、ということです。

また、無料だと利用制限されるサイトもあります。例えば

  • 翻訳の文字数制限あり
  • ファイル翻訳の回数制限あり
  • アップロードできるサイズの制限あり


というように制限がかかることもあります。

有料の場合、一般的には入力した文章は二次利用されず、セキュリティも保証されることがほとんどです。したがって、機密情報や顧客の個人情報等を扱う場合は有料版の翻訳サイトを使うことをオススメします。

また有料版では使い放題になるか、一部の制限から解放されます。ビジネスで使う場合、頻繁も文書の重要性も高くなるため有料版一択になるでしょう。

ファイル翻訳が可能か

論文や資料を翻訳したい場合、基本的にはPDFやPowerPointなどファイルのまま翻訳にかけます。多くの翻訳サイトではファイルごと翻訳することが可能です。ただ、中にはファイル翻訳はできずに、テキストの翻訳しか対応していないサイトもあります。

対応ファイルの種類

ファイルの翻訳が可能でも、どの種類のファイルを翻訳できるのかは翻訳サイトによります。ファイルと一言にいっても、WordやExcel、PDFなど色々な形式があります。

あなたが翻訳したいファイルの形式に対応しているかどうかも、翻訳サイトを選ぶ際は確認しましょう。

ファイル内の画像は翻訳できるか

ファイルの場合、例えばWordやPDF内には文字だけでなく画像も挿入されている場合があります。その画像内の文字も翻訳できるのかどうかも確認しておきましょう。

例えばPDFでは、PDFの内容がすべて画像化されている場合は、画像内の文字も翻訳可能な場合があります。ただしPDFが画像化されておらず、テキストで入力されていて、画像も随所にある場合は、テキストのみが翻訳対象になる可能性が高いです。

言語数

あなたが選択したい原文(翻訳にかける元の文)と翻訳文(翻訳後の文)の言語が対応しているか確認しましょう。多くの場合は英語、フランス語、ドイツ語、韓国語などのメジャーな言語で翻訳すると思います。

一方でマイナーな言語、Google翻訳のような有名なサイトでしか翻訳できないでしょう。(Google翻訳の対応言語数は132言語。※2023年8月時点。)あなたが翻訳したい言語がマイナーならば、選ぶ翻訳サイトは限られてきます。

利用制限

「無料と有料」の箇所でもお伝えした内容と重複しますが、翻訳サイトは基本的に無料で使えますが、無料で使える分、使用可能な機能や利用回数が限られていることがあります。例えば無料では文字数制限・ファイル翻訳の利用が制限されるサイトがあります。一方Google翻訳のように利用制限なく使えるサイトもあります。

制限がある中でも十分に翻訳できるのかどうかを考え、翻訳サイトを選んでください。

翻訳サイトの選び方

あなたに合った翻訳サイトを選ぶために、自分がどのような文章を翻訳したいのか、何語に翻訳したいのかも考えましょう。考える項目は以下になります。

  • 翻訳したいのはどのような文章か
  • 何語に翻訳したいのか
  • テキスト、ファイル、どちらの翻訳をするのか
  • 個人的に使うのか、仕事で使うのか


これらを自分なりに整理すれば、あなたにマッチした翻訳サイトはどれなのかがわかります。ひとつの翻訳サイトだけを使うのも良いですし、用途に応じて複数のサイトを使い分けるのも良いでしょう。

翻訳したいのはどのような文章か

「知っておくべき翻訳サイトの特徴」でご紹介したように、翻訳サイトごとに得意な翻訳があります。もしもマニュアルなどのかたい文書を翻訳したいなら、Google翻訳を使うと良いでしょう。、IT系の文書を翻訳したいなら「Bing Microsoft 翻訳ツール」を使うのが良いでしょう。

自分が翻訳したい文書はどのカテゴリなのかを考えて、それに適した翻訳サイトを選ぶことで、自然な翻訳文を期待できます。

何語に翻訳したいのか

翻訳サイトはほとんどの場合、英語の翻訳をするために使うでしょう。ただ、グローバル化が顕著な近年は英語以外にもフランス語、ドイツ語、スペイン語などのメジャー言語や、中国語、韓国語、ベトナム語などのアジアの言語の需要も大きくなってきています。

例えば、Google翻訳では2023年8月時点で132言語が翻訳対象です。これほどの言語数を対応していれば、多くの翻訳の需要を満たせます。ただし、翻訳サイトによって対応している言語数は異なります。

使いたい翻訳サイトが希望する言語に対応しているかどうかを確認を、この記事で確認してください。

テキスト翻訳か、ファイル翻訳か

翻訳サイトではテキストの翻訳が可能です。一方で、WordやExcelなどのファイルの翻訳は対応していないサイトもあります。対応していても、一部のファイルだけしか翻訳できないケースもありますので、翻訳したいファイル形式が対応しているかも事前にチェックしましょう。

さらに、ファイルはその容量によって翻訳の制限がかかるサイトもあります。たとえばある翻訳サイトでは、無料でファイル翻訳する場合はサイズが制限されます。有料版の場合でも、プランによってサイズの上限が異なります。プレゼン資料や論文などのファイルを一括で翻訳したい場合は、そのファイルのサイズを確認したうえで翻訳しましょう。

個人利用か、仕事利用か

翻訳サイトを個人的に使うのか、仕事で使うのかは大切な問題です。例えば海外のサイトで書かれている文を翻訳して意味を確認したい場合、利用する上で気をつけるべき点はありません。

一方で仕事で使う場合は考慮すべき点はたくさんあります。例えば、仕事で使うということは、おそらく使用頻度も高くテキストだけでなく資料などのファイルも翻訳する必要があるでしょう。したがって利用上限やファイル翻訳の有無を確認する必要があります。

さらには社内の機密情報や取引先相手の個人情報をも扱う場合があり、その場合翻訳にかけた文章が二次利用されないようなセキュリティ保証をしたサイトを使うべきです。

無料の翻訳サイトでそれら全てをカバーしている翻訳サイトはないので、仕事で利用する場合は有料のものを使いましょう。

おすすめ翻訳サイト10選!

ここまでの内容で翻訳サイトの特徴と注意点、そして翻訳サイトの選び方を理解していただきました。それらを理解したうえで、たくさんある翻訳サイトの中から厳選した10個をおススメしていきたいと思います。

サイトによって「得意な翻訳」以外の細かな特徴もお伝えしますので、あなたの目的に合った翻訳サイトを見つけてください。

Google翻訳

Google翻訳は「翻訳サイトと言えばこれ!」というぐらいにメジャーな翻訳サイトです。対応言語数は132言語(※2023年8月時点)と、無料の翻訳サイトの中でトップクラスです。テキストの翻訳だけでなくファイル翻訳にも対応しており、さらには画像(内にある文字)の翻訳、ウェブサイトの翻訳にも対応しています。

Googleアカウントのログインした状態であれば、一度翻訳した文章をお気に入り保存することが可能です。またGoogle翻訳の画面上から、翻訳文をメールやTwitterで共有する機能もあります。

無料で使えるのに回数制限がない点が嬉しいポイントですが、セキュリティ保証はない点に注意しなければなりません。マニュアル等のかたい文章、ビジネスでの挨拶といった定型文の翻訳に向いた翻訳サイトなので、そのような文書を翻訳したい方におすすめです。

対応言語数 132 無料のセキュリティ保証 二次利用の可能性あり
ファイル翻訳 docx、pdf、pptx、xlsx 有料プランの有無 無し
翻訳回数/月 無制限 有料プランの特徴 -
文字数制限/回 5,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限 - その他機能 スマホアプリでカメラを使って翻訳可

→ Google翻訳


Bing Microsoft Translator

Google翻訳と比べると、認知度は少し下がりますが、Bing Microsoft Translatorも優秀な翻訳サイトです。Google翻訳に次ぐ126言語に対応していますが、テキスト翻訳のみに対応していてファイルの翻訳はできません。

Bing Microsoft Translatorの特徴として、音声入力にも対応しており、読み上げた音声をリアルタイムで翻訳してくれます。また様々なシーン(旅行や食事、ビジネスなど)ごとに、想定されるフレーズを用意し、それらを翻訳する機能もあります。

ITに関する翻訳が得意なサイトなので、IT系用語を多く使っている文書を翻訳したい方におすすめです。

対応言語数 126 無料のセキュリティ保証 -
ファイル翻訳 - 有料プランの有無 無し
翻訳回数/月

無制限

有料プランの特徴 -
文字数制限/回 1,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限 - その他機能 音声入力に対応

→ Bing Microsoft Translator


Weblio翻訳

ネットで英単語の意味を検索すると、Weblioのサイトにたどり着くのではないでしょうか。そのWeblioが提供している翻訳サービスです。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語の4言語のみで、ファイル翻訳はできません。

Weblio翻訳の大きな特徴は、日本語に翻訳する場合、文体を「だ・である。」調にするか、「です・ます。」調にするかが選べます。

翻訳結果は一つだけでなく、異なる単語や文法を使った複数のパターンが表示されることがあります。翻訳文を読んである程度ニュアンスが理解できる場合は、どの翻訳結果が良いのか判断して、適切な方を使いましょう。

対応言語数 4 無料のセキュリティ保証 二次利用の可能性あり
ファイル翻訳 無し 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

-

有料プランの特徴 単語登録機能
文字数制限/回 4,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限 - その他機能 辞書のカスタマイズ・語彙力診断

→ Weblio翻訳


みんなの自動翻訳@TexTra®

みんなの自動翻訳@TexTra®は国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した翻訳エンジンを搭載しており、対応言語数は31言語です。19種類のファイル翻訳にも対応しています。

この翻訳サイトは金融、特許、ニュースなど合計9つの分野に特化した翻訳が出来ます。もちろん、日常会話やメールの文面などの一般的な用途でも使えます。1回につき4000バイト以内の利用制限があり、1回あたり約1333文字の翻訳が可能です。

さらには翻訳したいサイトのURLを入力して翻訳し、htmlファイルで翻訳結果をダウンロードできます。翻訳したい内容に応じて分野を選択できるので、専門分野の翻訳をしたい方におすすめです。

対応言語数 31  無料のセキュリティ保証

保証有り

ファイル翻訳 docx, pptx, xlsx, csv, md, srt, po, pot, pdf, odt, odp, ods, rst, tex, tsv, tmx, xlf, txt, html 有料プランの有無 無し
翻訳回数/月

有り

有料プランの特徴 -
文字数制限/回 約1333文字 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

有り

その他機能 共同翻訳システム

→ みんなの自動翻訳@TexTra®


Yandex Translate

Yandex Translateはロシアの検索エンジンを運営するYandexが提供する翻訳サイトです。対応言語数は102言語、7種類以上のファイル形式を翻訳できます。

これ以外にもウェブサイトの翻訳、画像の翻訳にも対応しています。

対応言語数 102 無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 docx, pptx, xlsx, pdf 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

10億文字まで

有料プランの特徴 10億文字以上翻訳可能
文字数制限/回 10,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 文字認識(OCR)

 

→ Yandex Translate


LINEの通訳・翻訳機能

サイトではありませんが、LINEの翻訳機能を使うのもいいでしょう。スマホにLINEアプリをいれていれば誰でも無料で使えます。対応言語は英語、日本語、中国語、韓国語の4言語です。

翻訳できるのはテキストのみです。また入力した内容については二次利用する旨が利用規約に明記されていますので、その点を注意して利用してください。

LINEで海外の方とコミュニケーションを取る機会があり、LINE上で手軽に翻訳を済ませたい方におすすめです。

対応言語数 4 無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 無し 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

無し

有料プランの特徴 無し
文字数制限/回 10,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 文字認識(OCR)

→ LINEの通訳・翻訳機能


Free Translation Online

こちらはサイト内でGoogle翻訳、Microsoft Translator、そしてTranslatorの3つの翻訳エンジンを使えるサイトです。翻訳した文をそれぞれの翻訳エンジンで訳したときに、どのような違いが出るのかを比較できます。

対応言語数は105言語で、ファイル翻訳やウェブサイトの翻訳はできません。

セキュリティに関しては、利用規約で一切の責任は負わない旨の記述があるので、ビジネスでの利用の場合は注意が必要です。複数の検索エンジンで訳を比較したい方におすすめな翻訳サイトです。

対応言語数 105 無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 無し 有料プランの有無 無し
翻訳回数/月

無し

有料プランの特徴 -
文字数制限/回 1,000文字まで 会員登録 -
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 Chrome拡張機能、読み上げ機能

→ Free Translation Online


SYSTRAN Translate

フランスの企業が提供している翻訳サービスで、無料で一部の機能が使えます。対応言語数は25言語で、ファイル翻訳には対応していません。

入力した文の一部をドラッグすることで、その単語の意味を表示してくれる辞書的な使い方も出来ます。また類似の単語の候補も挙げてくれるので、単語の意味を一つ一つ確認しながら翻訳できます。

ファイル翻訳、ウェブサイトの翻訳は有料版で使うことができます。

対応言語数 25 無料のセキュリティ保証

保証有り

ファイル翻訳 docx、pptx、pdf 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

無し

有料プランの特徴 月600ページまで翻訳可
文字数制限/回 2,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

3回/月

その他機能 ポストエディット機能

→ SYSTRAN Translate


ChatGPT

翻訳サイトではありませんが、「この文章を○○語に翻訳してください。」と指示を出すと翻訳してくれます。公式でサポートされている対応言語数は11言語ですが、指示をすれば基本的にはどんな言語にでも翻訳してくれるようです。

従来の翻訳サイトでの訳し方は、例えば日訳の場合は「だ・である」「です・ます」といったことしか出来ませんでした。しかしChatGPTでは関西弁で翻訳したり、日常で使うレベルの簡単な英語で翻訳したりできます。

無料アカウントを作って使えますが、無料版ではセキュリティの保証はありません。チャットで訳し方の指示を出せば出すほど柔軟に訳を作ってくれるので、カスタマイズされた訳を出したい方におすすめです。

対応言語数

11

無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 - 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

-

有料プランの特徴 高度なデータ分析などの追加ツールへのアクセス
文字数制限/回 4,100文字程度 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 無制限のメッセージおよび履歴

→ ChatGPT


Canva

グローバル化に伴い、海外向けのデザインを作る機会も増えてたのではないでしょうか。

「翻訳サイト」ではありませんが、デザインツールのCanvaにもAI翻訳機能があります。バナー内のキャッチコピーやリードコピーをCanva上で翻訳できるため、画面を切り替えて他のサイトで翻訳する手間がなくて便利です。

合計134言語の翻訳に対応しています。

自分が作ったデザインをAI翻訳で「国境を越えたデザイン」に仕上げたい方にぴったりです。特にビジネスシーンで使えるプレゼンテーションや資料、名刺などもCanvaで作成できるので、多言語に対応したデザインを作りたいときにおすすめです。

対応言語数

134

無料のセキュリティ保証

保証有り

ファイル翻訳 有り 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

500ページ(有料会員の場合)

有料プランの特徴 月間で最大500ページまで翻訳が可能
文字数制限/回 1回につき1ページまで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 ビジネス資料や名刺など作成可能


→ Canva

 

エキサイト翻訳は2022年10月に終了

いくつかのサイトではエキサイト翻訳をおすすめしていますが、こちらは2022年10月に翻訳サービスの提供を終了しています。エキサイト翻訳のページに飛んでも「URLに該当するページが見つかりません。」と表示され翻訳できません。


→ エキサイト翻訳終了のお知らせ│エキサイト翻訳・オフィシャルブログ

 

中国語の翻訳にオススメな翻訳サイト3選!

翻訳といえば英語が中心ですが近年英語以外の言語の翻訳需要も高まっています。例えば中国はアジアの市場でも大きな経済力を誇り、ビジネスや日常でのコミュニケーションも増えているのではないでしょうか。

日本国内でもHKS(中国公認の中国語検定)の受験者数は右肩上がりですし、日本語を学ぶ外国人は中国人が最多です。日本と中国の間でお互いにコミュニケーションを取りたいと思う人が多くなっています。

それぞれの言葉の壁を乗り越えるためにも日本語・中国語の自動翻訳を使いたい人も多いと思います。そこで、ここでは中国語の翻訳でおすすめな翻訳サイトをお伝えします。もちろんGoogle翻訳のような有名な翻訳サイトを使っても構いませんが、ここではその国が提供している翻訳サイトを中心にご紹介します。


百度翻訳

中国最大の検索エンジンを提供している百度が運営する翻訳サイトです。対応言語数は200以上で、9種類のファイル形式に対応しています。ただし1回で入力可能な文字数は1000文字までなので、それ以上の文章の場合は分割して入力する必要があります。

中国語に翻訳した場合、ピンインがすべて表示され、音声再生もできるため翻訳文から中国語の発音を学ぶこともできます。またログインすれば、翻訳文で出てきた単語の登録も可能です。

「中国後の翻訳をする以上は本場の翻訳サイトを使いたい!」という方におすすめの翻訳サイトです。

対応言語数

200以上

無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 doc/docx/pdf/xls/xlsx/ppt/pptx/wps 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

無し

有料プランの特徴 オフライン翻訳が可能
文字数制限/回 1,000文字 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 単語登録機能、音声再生

→ 百度翻訳


有道翻訳

こちらも中国企業が運営する翻訳サイトです。対応言語数は15言語で、5種類のファイル形式に対応しています。1回あたりの入力文字数は5000語なので、長文の翻訳をしたい場合はこちらを使うといいでしょう。

中国語へ翻訳した場合、原文(入力した文)の単語がそれぞれどのような単語に変換されたのかを確認できる機能があります。

対応言語数

15

無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 有り 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

文書は月20回まで
 (無料会員の場合)

有料プランの特徴 無制限の文書翻訳・単語登録等
文字数制限/回 5,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

有り

その他機能 カメラを使った画像翻訳機能

→ 有道翻訳


Weblio中国語翻訳

Weblioの中国語翻訳用のサイトです。テキストの翻訳のみ対応しており、翻訳後の文章にはピンインも表示されます。また、文章の読み上げ機能もあり、読み上げ速度を調整できます。

一度出力された中国語に基づいて再度日本語に訳す逆翻訳の機能もあるため、どのようなニュアンスの文章で中国に翻訳されたのかを確認できます。中国語のニュアンスの理解にも役立つため、語学学習としても使いたい方におすすめです。

 

対応言語数

4

無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 - 有料プランの有無 有り
翻訳回数/月

-

有料プランの特徴

単語登録機能

文字数制限/回 4,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 文章の読み上げ機能

→ Weblio中国語翻訳


韓国語の翻訳にオススメな翻訳サイト2選!

近年韓国ドラマやゲーム、美容、アイドルグループなどの日本への流入が多くなっており、韓国文化に触れる機会も多くなっています。同じアジア気軽に旅行に行けるほど近い距離なのですし、大変馴染みのある国です。

ただ韓国語に関してはハングルを扱うため、読むこと・書くことが自体が難しいです。このような時にこそ翻訳サイトを使い、韓国語と日本語でのコミュニケーションに上手く活用させましょう。

ここでは韓国語を翻訳する際におすすめなサイトをご紹介します。もちろんGoogle翻訳などの有名な翻訳サイトでも構いませんが、ここではその国が提供しているものを中心にご紹介します。


Papago

Papagoは韓国企業のNAVERが提供する翻訳サイトで、韓国語を含め対応言語数は19言語で4つのファイル形式の翻訳にも対応しています。また、URLを入力してウェブサイトを翻訳することもできます。一度翻訳した内容をお気に入り保存する機能もあります。

翻訳の際に入力した内容については、サービス改善やNAVERサービス内の部分的に利用する、と規約に記載されていますので、この点に注意しながら使いましょう。

入力した文章の読み上げ設定が細かくでき、声の性別、速さ、リピートの有無を決められます。韓国語の翻訳に加えて、音声を確認したい方におすすめです。

対応言語数

19

無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 docx、xlsx、pptx、hwp 有料プランの有無 無し
翻訳回数/月

文書は月10回まで
 (無料会員の場合)

有料プランの特徴

-

文字数制限/回 3,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

有り

その他機能 文章の読み上げ設定

 Papago


Kakao i 번역

韓国の大手通信企業のカカオが提供している翻訳サービスです。対応言語数は19言語、ファイル翻訳はできません。1回に翻訳できる文字数は5000字なので、長文の翻訳にも適しています。

現地の企業が提供している翻訳サイトで翻訳したい方におススメです。

対応言語数

19

無料のセキュリティ保証

二次利用の可能性あり

ファイル翻訳 - 有料プランの有無 無し
翻訳回数/月

-

有料プランの特徴

-

文字数制限/回 5,000文字まで 会員登録 有り
ファイル翻訳の制限

-

その他機能 文章の読み上げ機能

→ Kakao i 번역

韓国語の翻訳サイトや、正確に翻訳するコツは以下のページで詳しく解説しています。また各翻訳サイトの韓国語の翻訳比較もしています、こちらも合わせてご覧ください。

→ 韓国語の翻訳に役立つ自動翻訳5選と精度を高めるコツ


無料の翻訳サイトを使う際の注意点

「どの翻訳サイトがいいか」と調べているとき、多くの方は無料で使えるサイトを探しているでしょう。今や翻訳サイトのおかげで、英語をはじめその他多くの言語を誰でも一瞬で翻訳できるようになりました。

ただ、無料で使えるのにはそれなりの理由があります。その理由を知った上で使わないと、問題につながってしまうかもしれません。

無料で使える理由を知ったうえで、あなたが使う翻訳サイトは本当に無料のものでいいのかどうか、考えてみてください。

無料版は二次利用の可能性がある

無料の翻訳サイトは、入力された文章を翻訳品質の改善のために二次利用しているケースがほとんどです。例えば、Googleの規約では、以下のように記されています。

引用======

ユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または受信すると、ユーザーは Google(および Google と協働する第三者)に対して、そのコンテンツについて、使用、ホスト、保存、複製、変更、派生物の作成(たとえば、Google が行う翻訳、変換、または、ユーザーのコンテンツが本サービスにおいてよりよく機能するような変更により生じる派生物などの作成)、(公衆)送信、出版、公演、上映、(公開)表示、および配布を行うための全世界的なライセンスを付与することになります。

======

本サービス内のユーザーのコンテンツ│Google 利用規約


要約すると、Google翻訳で入力した文章やファイルについてはどのようなものであっても、送信したり公開したりするライセンスをGoogleに与える、というものです。入力した内容はGoogleが自由に使って良い、ということです。


万が一個人情報や会社の機密情報を入力し、情報漏洩につながってしまったら大問題になります。そのようなことを避けるためにも、まずは無料の翻訳サイトを利用しても問題ないのかを確認しましょう。

カスタマイズはできない

翻訳サイトは無料で使えて便利な反面、予め自分好みに翻訳になるようにカスタマイズしておく、というようなことはできません。毎日大量の入力データから翻訳品質の向上をしていますが、汎用的で誰にとっても問題ない翻訳文になるように設計されています。

例えば、分野によって訳を変えたい場合があります。例えば、英語のニュース記事を日本語に翻訳する場合「figure」という単語を「人物」と訳し、一方会社のプレゼンテーション資料で使われる「figure」は「図」と訳したい、というようなケースです。翻訳サイトを使えば使うほど、このように翻訳後の文章の細かな部分が気になってくるのではないでしょうか。

しかし、一部の翻訳サイトは汎用的に使えるよう作られているため自分好みの翻訳文を出すようにカスタマイズすることはできない場合があります。

 

誤訳・訳抜け・不自然な文章

完ぺきに正確な翻訳をしてくれる翻訳サイトはありません。どのサイトも必ずと言っていいほど誤訳、訳抜けを起こします。さらには、ちゃんと訳せているけど不自然な文章になってしまっていたり、意図しない文章になってしまうこともあります。

これは無料の翻訳サイトだからという問題ではありません。有料のプロ翻訳者向けの自動翻訳であっても、誤訳などが出てきます。つまり今の自動翻訳ではまだ誤訳や訳抜けなどをなくすことは不可能です。したがって翻訳サイトで翻訳した文章を使う場合は、誤訳や訳抜け、不自然な表現がないか人の目で見てチェックする必要があります。

誤訳がある文章をチェックせずにそのまま使うと問題になることもあります。過去には誤訳のまま文章を公開してしまい、大問題になった事例もあります。

出典:Yahoo news mainichi.jp itmedia.co.jp asahi.com


無料で使えてサクッと翻訳できるのは大変便利ですが、翻訳サイトに任せっきりにならないよう最低限のチェックをしましょう。


複数の翻訳エンジンを同時に使う方法

翻訳支援ツールの「ヤラクゼン」は、翻訳後のチェック機能のほかに、自動翻訳の機能も備えています。ヤラクゼンのページ内でGoogle翻訳、Microsoft Translator、Yaraku(Beta)、Papago、みんなの自動翻訳@KIの翻訳エンジンが使えます。(※1 みんなの自動翻訳@KIはオプション。)翻訳したい文書に応じて、使う翻訳エンジンを簡単に切り替えられます。

企業様向けのカンパニープランでは、セキュリティも保証されており入力した内容を二次利用することはありません。安心して複数の翻訳エンジンをお使いいただけます。

カンパニープランでは導入前に14日間の無料トライアルをご用意していますので、ぜひお試しください。(※トライアル終了後に、自動的に有料版に切り替わることはございませんのでご安心ください。)

 

Yaraku

この記事の執筆者:

翻訳者や自動翻訳研究者、マーケターなどの多種多様な専門分野を持つライターで構成されています。各自の得意分野を「翻訳」のテーマの中に混ぜ合わせ、有益な情報発信に努めています。