―まずは貴社についてご説明いただけますか? 我々、東京都昭島市に本社を置く「株式会社タチエス」は、主に自動車用シートを製造するグローバル企業です。
1954年の創業以来、シートの開発から生産までを一貫して行う独立系部品メーカーとして、14カ国65拠点にグローバル展開しています。 将来、自動運転化等の大きな技術革新に俊敏に対応する為、シートに求められるデザイン・性能・安全性・快適性をより高いレベルまで追求し、世界中のお客様に信頼と感動を与えられるシート開発に力を入れています。
従業員は単体で1,500名、連結では12,000名程が勤務しており、日々、座り心地・快適性・利便性・安全性等といった高い品質を追求した自動車シートの製造・販売に邁進しております。
また、将来のグローバル人材やイノベーション(新しい価値の創造)人材育成の為、新入社員を対象に海外研修にも力を入れています。
―どのような翻訳ニーズがあるのでしょうか? タチエスでは、年々海外子会社も増加し、社内言語は日英両方で行われるようになってきています。 そのような背景のなか、海外にいるスタッフと日々やりとりする「メールの翻訳」や「プレゼン資料の翻訳」のニーズも増えてきています。
そして、東京の技術・モノづくりセンター内でもベトナム、中国、メキシコなど 50 人程の外国人スタッフが勤務していますが、海外拠点との業務上のやり取りが課題となっていました。
それまでは、ウェブ上の無料翻訳ツールを、セキュリティを気にしながら不安に使っていたところ、翻訳ソフトウェアの存在を知り導入を検討しました。
―なぜヤラクゼンを選んで頂けたのでしょうか? 導入の検討にあたっては、様々な翻訳ツールを比較検討しました。 そして、他ツールで決まりかけていたところ、ヤラクゼンを知りテスト導入しました。 その結果、ヤラクゼンはほとんどのスタッフがその日からすぐに使えて、社内の評判が一番良かったことが決め手となりました。 ヤラクゼンの方が、導入工数が少ないということは長期的にみても費用対効果が高いと考えたからです。
さらに、八楽のスタッフの熱心な導入相談や手厚いサポートがあったこともうけて、「一緒に導入できるという感覚」が安心感に繋がりました。
―現在の導入状況はいかがでしょうか? 導入当初は、カンパニー「ミディアム」プラン(ユーザー数:30 名、うち翻訳マネージャー:5 名)で導入しました。 その後、徐々に社内での評判が広がり、1 年のうちに100 名(ラージプラン)、200 名(エクストララージプラン)と拡大していきました。 今後は、社内の様々な活動の更なる品質向上を追求するために、ヤラクゼンを日本の他部署、そして、海外スタッフへと更に拡大していきたいと思います。
―今後、ヤラクゼンに期待することは何でしょうか? 今は、自動翻訳したファイルを一旦、ダウンロードしてから修正しています。 パワーポイントのレイアウト調整など、オフラインで作業する方が、スピードが早いからです。 また、エクセルのセル内の文章分割なども、未だ一つずつ手で修正しています。 このようなファイルの調整作業もヤラクゼンでより賢く自動で出来るようになると良いと思います。 そうなると多くの人の生産性や品質の向上にも寄与することになると思います。
―インタビュー、ありがとうございました!引き続き、ヤラクゼンの進化にもご期待ください。